ドットのどくご

いつもほんまにありがとうそばにいてくれて

重岡大毅の曲に泥む

 

【泥む】

 

なずむ。好きなものにはまって抜け出せなくなるという意味らしい。

 

照史くんが出演している、NHK「言葉にできない、そんな夜。」で知った言葉。

 

うわぁぁ。泥むって言いたい。

 

ので、ジャニーズWESTの20枚目のシングル「しあわせの花」通常盤に収録されている重岡大毅作詞作曲の「大それたロックンロール」の話をします。

 

ロックンロールと題されているだけあってか、ゴリっとしてジャリっとした感じがまた新しいなと思った初聴き。

 

ロックっていうかロックンロールって感じ。

 

昂った。

 

濵ちゃんの気合いの入った咳払いからの「愛想を尽かして“る”」の“る”も、

歌詞に込められた感情ごとに色が変わるみたいな神ちゃんの声も

流星くんが“景色”を歌うのも

淳太くんが“夢”を歌うのも

照史くんのロックンローrrrも

のんちゃんの歌い方の表現が明らかにより豊かになっているのも

一番伝えたいことはこれなんだなって感じられる、重岡さんパートの“もう一度正直に愛してるって言っていいですか?”も

高鳴っておさまらない鼓動みたいなギターも

ぐらぐらする気持ちそのまんまみたいに上に下にと揺れるメロディも

決意を固めて突き進むようなサビも

ひとかたまりになって歌うWESTの声のまとまりも

 

………いい。

 

この歌割をこの人が担う意味…って考えると止まらなくなるし

なにこの音おもしろってわたしの頭の中をひょいっと超えてくるし

聴くたび新たに刺さるところがあったりしてスルメ具合がやばいし

 

ほんと聴けば聴くほど、くぅぅぅっいいっ!!!!!!!となるのだけど。

 

ずっと何回も言ってるけどわたしは重岡さんの紡ぐ言葉がとっても好きで。

 

日常のかけらを大切にできるところが。

 

「バニラかチョコ」や「じゃあね」はそういうちょっとした日常の風景を広げてアイラブユーにした曲だと思うんだけど*1

 

あるふたりの限定的な何気ないことがらのようで実は多くの人が似たような経験を抱えている感じ。

そこから共感が生まれてその世界にひたひたに浸れる。

そんなふうに感じている。

最高です。

先日のラジオでもいわゆるあるあるの感覚というのかな、わかるわかる!みたいな感覚を 懐かしさ と捉えていて、

その捉え方が好きすぎてわたし爆発したんですが、

そんなふうにままある話を自分の思い出と重ねるところがね、いいですね、好きです。

こちらもかき立てられちゃうよね。

アイドルとしてキラキラと手の届かないところに立っているのに、当たり前なんだけど同じ人間で同じようにもがいたりしてるんだよな、同じような感覚も備えてるんだよなっていう振れ幅、生身を感じる瞬間がたまらない。

作詞作曲がわたしではこんなふうに心を打つことはできない(あたりまえ)。

あーーー話が逸れていくーーーー

 

 

大それたロックンロールの歌詞の話をします。

 

 

“二度あることは三度ある”って場面に遭遇したとき、心の中に“三度目の正直”も同時に発生する、これはなかなかあるあるなんじゃないかなって思う。

ひとりひとり割合は違えど、不安に駆られる気持ちと今度こそはと向かう気持ちと。

きっとおんなじ。

夜明けまで降った大雨は窓に残る涙の跡さ。

好きですね。なんてロマンチックな人なんだろう。

雨に濡れる窓をみたら重岡さんを思い出してしまうよ。

足りないこと“ばっか”、がバーカになってるところ。

好きですね。こういう忍ばせた反骨心みたいのもいいなと思う。

だから、“大嫌いかロックンロールは?”も好き。

実はロックンロールを素直に聴けない日もある。

お見通しだな。

この声でオトしてみたい。

ひぃ。

何のために歯を食いしばって、は

そうだなぁ。って思わず考え込んでしまった。頑張る意味。ね。頑張ってるよ。あなたもわたしも。

 

なんか

 

ほんとにもう

 

うん

 

この先もアイラブユーを曲で書いていくとラジオで言われていましたが、

 

ほんとにまた新たなアイラブユーが爆誕していた。

 

自分に向けているようで、誰か一人の人へ向かってるようで、メンバーやファンに向けているようにも聴こえたり、とにかくアイラブユーが大放出されている。

 

それでもやっぱり一番は自分へのアイラブユーで、

必死にぐちゃぐちゃになりながら、

でも笑って鼓舞してるんだなぁ、

ロックンロールスター(=好きな音楽とわたしは捉えた)に頼って、自問自答しながら、自分を肯定しながら、ひとつひとつ決意表明しながら毎日に立ち向かってるんだなぁ。

そう思ったらなんだか泣けてきた。

 

本当に「大それたロックンロール」は日々生きている自分へのアイラブユーを叫んでいる歌だなぁと思う。大好き。

 

あぁ、でも、

 

オレは目にうつるこの景色も
耳に残るどんな出来事も
夢にみてる いつか君と
その声で 笑っていたい

 

ここはファンへのラブレターにも思えたな。

一ファンの驕りかしら。
 

 

きっとわたし自身が自分を愛す手助けもしてくれるこの曲のおかげで、

 

またオトされました。重岡さんに。

 

 

 

泥んでんじゃん?(CVアヴちゃん)