日経エンタテインメント集中連載
『関ジャニ∞魂の歌』
Re:LIVEがこの世界にある奇跡を思い、信五の信は信頼の信と思いながら読み進めて気づいたら泣いてた村上くんの回に始まり、おにぃな横山くんを頼もしくも心配しつつみんないるから大丈夫と思い直したり純粋さにまた涙したりした横山くんへと続き、11月は安田くん。
読み終えたとき、安田くんのことが大好きな気持ちで胸がいっぱいになった。
いや前からずっと安田くん大好きな気持ちはいっぱいなんだけど。
そうそう、私安田くんのことが大好きなの、こういうところもこういうところもほらこういうところも…って。
胸いっぱい。
以下内容にも触れています。
まずひとつ。
知るってわくわくして楽しいけれど時に怖くて勇気がいる。意図せず知ってしまったことにも意思を持って知ったことにも予想以上にダメージを受けてしまうことがある。いろんな側面があるんだけど今回改めて知らないことをとても恐ろしいと思う気持ちがあった。いつも全部を知りたいわけじゃないし知る必要のないこともあるけど知らないままただ好きを叫び続けていたら悪意なく苦しめたり傷つけたりすることがもっとあったかもしれない。やっぱり知らせてもらえてよかったと思う。自分の日常でも知るということについてはこの先もできる限り意識をもって向き合っていたいなと思う。
うん。
インタビュアーの上甲薫さんの
彼はそもそもそういう人だった
がまさに、だった。ただアイドルと1ファンという距離で安田くんを見ている、知らないエピソードもたくさんあってリアルタイムでなく後から昔の言葉を追うことの方が多い私でさえ
きっと病気や怪我でがらりと変わったわけじゃない、元々がより表に出てきただけなんだろうな
そう思うんだから、はじめましてでもなく、実際に顔を合わせて話をしている方がそう言われるならやはりおそらく、とさらにその思いが強くなる。
雑誌のインタビューに限らず安田くんから発信される言葉はずっと一本芯が通っていて、あぁこれ前も言ってたなぁほんとにそう思ってるんだなぁ、あの時からこんな風に変わってきたんだなぁと感じられるのがとても気持ちがいい。こんなにかっこいい人いない。加えて、今まで聞くことのなかった新たに知れたことももちろんあって、芯がどんどん太くなっていく感じ。いや、前からあるけどこちらには見えていなかった、見せていなかった?太い芯が少しずつその姿を見せてくれてるのかな。どちらもある気がする。大きく太くなるほどひとめでは全貌はわからないものだし。そしてその太い安田くんの芯に安田くんのことを好きな自分の気持ちがどんどん飛びついていって好きが大きくなっていくような感じ。
Re:LIVEを本当に大事にしてくれてるんだなぁと改めて感じられたテレ東音楽祭の種明かしだったり、メンバー5人全員のボイトレのことだったり、前に水中カメラマンのやすくん(鍵井靖章さん)との会話での「海に還る」を邪推した私をこっちだよと柔らかく導いてくれたり、関ジャムでセッションの度に開かれる新たな安田くんの声のことだったり、パズルのピースがすっとはまっていく感覚があった。
そしていま起きていることがらも周りの人も自分自身の気持ちも置いてきぼりにしない。ぐんぐん前に進んでるんだけどすぐそこの触れられるところにいてくれる気がする。果てしない存在なのに身近に感じる。相容れないものとも突き放すんじゃなくうまく距離をとる。その距離のとり方が絶妙だと思った。
私はレジリエンスという言葉をきちんと学んだ記憶はないけれど考え方としては授業で出てきたこともあるのかな?受容の過程にもどこか似ているようなまた別なような、ストレングスと近いようで違うような、でもやっぱり今まで自分が学んできたこととなんとなく親和性のある言葉がすごく心に残った。強欲なので安田くんのソロライブやアルバムに触れられるのならそれも望んでしまうけど、表に出すためだけじゃなくて、曲を作るというのは安田くんが心を整えるのに必要な作業の一つなんだろうな。なくなってしまった作業もあればずっと続いていく作業もあるし少しずつ形を変えていく作業もある。人は作業をすることで元気になれる、だから。あぁ。結構なトーンで安田くんにこちらの職業関連の学会に講演来てほしいと思っている。
ページの頭、名前の隣に書かれていた「幸運に気付けていることが僕らの1番の武器」という言葉。本文では ラッキー という意味合いで語られていたけれどこの言葉が目に入ったとき私は、安田くんに、関ジャニ∞に出会えたこと、救われたこと、日々幸せを感じられていることの有り難さを思った。それが毎日生きる中での私の武器(という言葉があたるのかはわからないけど)なんじゃないかって。読み終えたときにもその思いは変わらなかった。
笑い皺を重ねる関ジャニ∞という、概念かもしれないけどしっかり実体のあるグループのことも個人個人のことも応援していきたいし、やっぱり強欲なので安田くんがこの先表現するもの、触れさせてもらえるならなににでも触れたいと思っちゃうな。
今を生きてくれてありがとうと思うし、未来が楽しみなこともうれしいけど、ほんと欲深ですね。でも正直な気持ちだから。安田くん、大好きだよ。
そして魂の歌は続く。