ドットのどくご

いつもほんまにありがとうそばにいてくれて

好きのはじまりを辿るはずが自分を辿ることに。

※長年培ったねがてぃ部思考が発揮された文章となっていると思われるため、不快な気持ちになるかもしれないことをご承知おきください。

※ねがてぃ部とは学生時代に主に恋愛においてネガティブ思考を共有していた仲間内でせめて字面だけでもポジティブにいたいねと生み出した単語です。

 

このところTwitterでフォロワーさんが続々とブログやツリー、はたまた140字に収めた的確な言葉で関ジャニ∞さんや安田くんへの想い、そこから溢れ出た自身の気づきを知らせてくれる。

素敵な感じ方・考え方に触れて、こんな文章が書けていいなぁと憧れ、羨ましく思いながら、なんで私は安田くんが好きなんだろう。いつから好きになったんだろうっていう何度目かわからない疑問がまた浮かぶ。

 

安田くんを好きになったきっかけはなんですか??

 

それぞれのはじまりを聞くと、わぁぁそうなんだぁとか、あぁそれは落ちるよね…とか、そんなこともあったんだねってすごく興味深くて面白いし、十人十色、毎日毎時間毎分毎秒たった今も安田くんの沼にずぶずぶと落ちていっている人がいるんだろうなぁと思う。そしてあの瞬間安田くんに落ちたとずばりと言えることをいいなぁって勝手に思っていたりする。

 

私も一応自分が安田くんを好きになったきっかけをなんとなく呟いてみたり話してみたことはある。

 

関ジャニ∞は前から楽しい人たちで好きだった。テレビで見かけたら見る人たち。メレンゲの気持ちで自宅紹介してた安田くんは覚えてる。フラジャイルですごく心を打たれてキャスト調べたのは覚えてる。「今」のときにベレー帽かぶってたのは覚えてる。それからしばらくしてすばるくんの会見で衝撃を受けつつもあの子がいないってなり、音楽番組がどんどん7人ラストの出演!って終わっていくなか、7人ラストクロニクルHevenly Psychoの空気感に引き込まれ、7人ラスト関ジャムのLIFE〜目の前の向こうへ〜セッションにもらい泣きして8ESTとGR8ESTを買った。動画サイトで過去の映像を漁って大笑いし(ゴメンナサイ)、GR8ESTのdisc3ノンストップミックスを聴いてはカップリングを調べ歌割りを調べ、初めての円盤のエイタメで全力がむしゃら全力前向きの安田くんに釘付けになりラストのバンドセクションの安田君を息を呑んで観た。安田くん作詞作曲の曲の多さと幅広さに驚き、ファンクラブに入り、ボク。を読み、雑誌のインタビューを読み、衝撃や感銘を消化しきれなくて打ちひしがれたりもした。

 

…ぼんやりとはわかるけどぼんやりしてわからない。気づいたら関ジャニ∞が大好きで安田くんのことが大好きで毎日の生活になくてはならなくなっていた。結局はじまりは何に惹かれて、何に触れて、好きになったんだろう。初めは1人でほんとにただ呟くだけだったTwitterを遡ってみても好きになったと思われる頃は何にも呟いてないし安田くんの誕生日に突如呟きはじめてるだけ。

 

「気付いたら彼が心の中にいました。」なんて言ったらロマンチックだけど(そう?)それってただ記憶が曖昧だったりいつどのタイミングで好きになったのか、安田くんのどんなところに惹かれたのかちゃんと説明できないなんてそんなに好きじゃないんじゃない?なんて、穿った受け止め方をしてみたり。誰でも一目惚れなわけないし、少しずつ好きを重ねていくことだってあるし、説明できないから好きが足りないなんてそんなことないのはわかりきってるんだけど。

 

中途半端。

 

それぞれが的確に(と私には見える)愛を綴る中、私の中のねがてぃ部が活動を始め、あぁ自分はほんとに中途半端だなぁという自己嫌悪に陥ってしまう。それに加えて人と比べて人を羨み勝手に落ち込むところにも自己嫌悪。そこでまた自分の今までを振り返ることになってしまう。

 

県内有数の進学校と言われる超自由な高校にぬるりと入り、自由気ままに成績も真ん中あたりでゆるりと過ごし、みんなが浪人しながら(もちろんみんなじゃないけど)いい大学を目指し、お医者さんや有名企業、ベンチャーなど華々しい進路を辿るなか、現役で地元の大学に進んで資格をとって今の職種に就いた。大学時代の同期は早々に結婚出産で退職するか、院や学会発表、大学教員などバリバリ働くかに二分されるなか、実務経験を重ねた後取りたい資格だけは取ったけど大して活かすこともなく数回の転職を経て主任という役をもらいつつなんとなく今まで続いている感じ。学校生活はとても充実していたし選びたくて選んだ道だから後悔はしていない。実際、実務自体は楽しいと思えるし、続けられることはいいことだと思うし、転職は自分のやりたいことのためだったし(今の会社で働くことになった経緯は恋愛?結婚?が絡んで本意じゃないこともあったし無為でブラックホールな数年を過ごしていたけどそれはもう咀嚼したさらに重い別の話)、何より社会人になってから今まで自分が関わらせてもらった人には少しでもいいほうへという気持ちで向き合ってきた。けど。

 

私としては劣等感を抱くことが多かった学生時代。なのに言われるすごいね。

なぁなぁと過ぎてしまっていることもある毎日の仕事。なのに言われるすごいね。

親には手がかからなかったと言われるし子供の時からいろんな人にすごいねとよく言われてきたけど自分の中では何がすごいのかわからなくてずっと苦しかった。のらりくらりとマイペースに過ごしていたつもりだった。でもしっかりしたちゃんとした優等生でいなきゃって頑張ってたのかもしれない。今こうして書いていたらわかってきた気がする。私は自分を認めるのがとても苦手。あと自分のために自分の感情を素直に表現するのもそんなに得意じゃない。だから直接頑張ってるね、みたいなことを言われるとどう返していいかわからない。だけどきっと無意識に頑張っている、それに気づいてほしい気持ちはあってそれが伝わらないとぷちっと糸が切れて意味もわからず泣けてしまう時もある。…ひどい情緒だな。これが周りが優秀な人ばかりで勝手に育った劣等感なんだなって思う。こんな劣等感を抱くことも贅沢だと思われたりするのかな…とにもかくにも私は自分を押し込めるのが得意というかそうやって流して生きてきたんだろうなと思う。毎日が無難に過ぎればもういいや、なんでもいいやって。

 

でも、関ジャニ∞を好きになってがむしゃらでひたむきな姿を目にし、それぞれの考えや思いを知り、安田章大を生きる安田くんという人の存在そのものや彼から発せられるエネルギー、言葉に触れられたおかげでだいぶ心もちが健康になったし普段から今が有難いんだって意識できるようになった気がする。

 

それぞれあなたを生きて。

 

安田くんがくれる言葉に認めてほしい自分の気持ちが掬われてブラックホールから救い出してもらえた。

 

滾る方へ。

 

こんなに夢中になれてわくわくして力をもらえてそこから派生して彩られることがあるなんて思ってなかった。

 

結局好きになったきっかけはうまく説明できないし、ぼやんとしたままだけどそんなことはきっと気にしなくていいんだな。あの頃より安田くんを好きな気持ちは増すばかりだし日々知っていく安田くんのいろんな一面に泣いたり笑ったりしながらこれからもどんどん好きが増すことは確信できるもん。

 

よそはよそ、うちはうち。

 

私もアップデート。していきたいな。

 

よくわからないこの文章をもしもここまで読んでくださった方がいるならば、ありがとうございました。

 

ちゃんちゃん。