読んだ本の記録を残したいな、と思った。
しばらく前はmixi(古語)のレビューにぽつぽつと読んだ本の感想を残していた。それももうだいぶ前から止まっている。Twitter(X)に読了タグをつけたりつけなかったりしながら感想を残している本たちもある。一万円選書の本たちはここで一度まとめたっけ。感想残してないのもあるけどタイトルだけは日記にメモしてたな。おしゃれで素敵なインスタの読書アカに憧れはあるけれどわたしにはなかなかできないな。よし。全部ここに集めとこう。mixiのリンクはとても貼れたものじゃないけれど。たくさん読んでいるわけでも、ある分野に造詣が深いわけでもない、わたしが触れた本たちの思い出。
完全自分用。
はじまり〜〜〜
2020年の途中まで使っていたmixiレビューと重なる分は割愛。
2020年読んだ本
星の王子さま 明るい夜に出かけて もしものせかい 逃げろ生きろ生きのびろ! 日々是好日 こっちへお入り ぼくたちが選べなかったことを、選びなおすために いまこそ、感性は力 手のひらの音符 山怪 そして、星の輝く夜がくる さざなみのよる
2021年読んだ本
始祖鳥記 万寿子さんの庭 推し、燃ゆ 鳴かずのカッコウ 楽園のカンヴァス たゆたえども沈まず ゴッホのあしあと 月下上海 書店主フィクリーのものがたり リボルバー 柚子の花咲く 風渡る
一万円選書の本は年をまたいで読み進めてたんだなぁ。
うちにもあるなぁと思っていた星の王子さま。第一刷第25刷の年月日に驚愕しつつ初めて読んだ。これは今だから、だな。すっかり理解できたわけではないけれど読んでてなんだかふわふわ跳ねてるみたいなリズムの文章だった。赤いごばん縞のハンケチや点燈夫が火をつけた夕方、楽しい表現がたくさんあった
— ぽぽ (@popochan_11miyo) 2020年3月14日
転轍手の話が小さなトゲみたいに刺さったりキツネやお水でじんとあったかくなったり。やっぱりよくわからなかったり。まさか最後にかけてこんなに胸に迫って泣くとは思ってなかった。おとな楽しいと思ってるけどおとなってほんとにへんだね。うん。私も私の好きな花がどこかにあるって幸せで暮らしたい
— ぽぽ (@popochan_11miyo) 2020年3月14日
もしものせかい
もしものせかい。
— ぽぽ (@popochan_11miyo) 2020年7月12日
もしも出会えなければ、出会えてよかった、と続く人やことがらはいつものせかいにいてくれてるってことかな。
変わらず優しく寄り添ってくれる本。 pic.twitter.com/2OYCr869mH
いまこそ、感性は力
いまこそ、感性は力 読んだ。対談式なのもあり、ほーこういう考え方かー面白いなーと意外とさらさら読めた。一度で理解できるとは思わないし、なんだか言葉が強いなとかちょっと極端だなと思うところもありつつ、引用されてた言葉で写経したいものもありつつ。安田くんの、それぞれあなたを生きて が
— ぽぽ (@popochan_11miyo) 2020年8月30日
浮かんだり、関ジャニ∞の生き様が思い起こされたり。
— ぽぽ (@popochan_11miyo) 2020年8月30日
高校の倫理の授業でこういうのもあるよと紹介されたら、どこか何か響いたり主体的に動くきっかけをもらえる子がいたりするかもなと思いながら
、この県はフィロソフィアだよ、なんてシャレを言っていたダンディな倫理の先生を思い出したりした
山怪
不思議な話はないと言っても狐の話は当たり前にしたり不思議という認識でも怖いか怖くないかはそれぞれだったり狐や狸と言われたら納得してしまえる(させてる?)のが面白いと思った。そこで生きてる実体験があるからかな。山が時に守ってくれたり時に畏怖を忘れないよう気づかせてくれたりするんかな
— ぽぽ (@popochan_11miyo) 2020年9月27日
私は何かを感じるということはないけど普通に心霊現象のように怖いと思う話もあればぽやんと不思議と思う話もあればやっぱり酒飲みの話ではと思うものもあった。後半は、山の話とは少し違うけど「魂でもいいから、そばにいて」を思い出すような、やっぱりそういう不思議なこと、当人たちにとっては→
— ぽぽ (@popochan_11miyo) 2020年9月27日
自然に納得できるような(それで納得させるような所もあるかも)事はあるんだろうなと思う。後、山抜けてアウトレット行こうとした時遭遇した真っ白の鹿のようなでも全然鹿じゃないでっかい生き物にじっとみつめられたことを思い出した。鹿の仲間かな。真っ白だったな。
— ぽぽ (@popochan_11miyo) 2020年9月27日
という教えてもらった山怪の話
推し、燃ゆ
推し、燃ゆ読んで頷くこともあまりピンとこないこともTLかと思うこともTLと違うなと思うこともありつつ落ちたときをこんなふうに言語化できるのすごいなと。きちんとの意味を考えちゃう。生々しくて綱渡りしながら読んでいる感覚。読み終えても言葉が出ないけど通常運転の狂気のTLを抱きしめたりした。
— ぽぽ (@popochan_11miyo) 2021年2月23日
鳴かずのカッコウ
うわぇーーーーー😳ふぅぅぅ!という鳴かずのカッコウ読了の感想。
— ぽぽ (@popochan_11miyo) 2021年3月1日
たゆたえども沈まず
たゆたえども沈まず。ゴッホも美術も詳しくないしあくまで小説だけど同じそのときに自分もいるようで本当に惹き込まれて兄のことも弟のことも抱えていたものを思って胸が締めつけられて涙が流れた。周りの人々に少し救われて。とても儚くてとても力強くて。最後はよかったという気持ちになれてよかった
— ぽぽ (@popochan_11miyo) 2021年3月30日
世界史の先生がまるで自分がその時代にいたかのようにフランス革命や思想や文化の話をしてくれてすごくいきいきした感覚が面白くて理系でも世界史とっちゃうくらいだったんだけど、たゆたえども沈まず を読みながら、それとはまた違うんだけどそれに似たようなものを味わった気がする。
— ぽぽ (@popochan_11miyo) 2021年3月30日
ゴッホのあしあと
初心者としてもっと知りたいゴッホやたゆたえども沈まず、ゴッホのあしあと、日曜美術館を立て続けに摂取した。ゴッホのあしあとは特にゴッホや美術への誠実、愛情、敬意、情熱を感じてなんだかとても感動した。「たゆたえども沈まず」という言葉はこの先自分の支えにもなってくれる気がして写経した。
— ぽぽ (@popochan_11miyo) 2021年3月30日
リボルバー読み終わった。一気に読んでしまった。とてもドラマチックで没入していく感覚があるのにどこか落ち着いている自分もいて静かに心に入ってくる感じもあって最後は爽やかな気持ちで読み終えた。いやーほんとにお話の中に引き込むの上手なんだなぁ。脚本はまた違ってどんな風なんだろう。#読了 pic.twitter.com/mvm9vyJH5z
— ぽぽ (@popochan_11miyo) 2021年7月10日
原作と脚本違うのは承知しているのだけどどんなふうだったっけとちらり振り返るつもりがやっぱりおもしろいもんだから結局また初めから読んでしまい今度は数日かけてのシンプル読書。リボルバー2回目 #読了
— ぽぽ (@popochan_11miyo) 2021年7月22日
柚子の花咲く
何年か越しで本を読む気力が湧いて座る時間をもてるようになった人がおもしろいよと貸してくれた本シリーズ①「柚子の花咲く」ミステリー時代小説と思いきや恋愛でヒューマンドラマで終わりがけに少し、えぇそんなぁ…となったけど最後は涙ぽろりしてあったかくてさわやかな気持ちになった。#読了
— ぽぽ (@popochan_11miyo) 2021年8月29日
風渡る
〜シリーズ②「風渡る」#読了 軍師官兵衛と麒麟がくるを思い返しながら宗教に身を置く人の目線からのこの時代の話は読んだことなかったなと面白かった。ここでこんな余韻残して終わるの!とちょっと興奮した。続編あるのね。軍師官兵衛思い浮かべてた所に蜩ノ記の作者さんと知り岡田くんだ!となった https://t.co/uU3yvBqyAd
— ぽぽ (@popochan_11miyo) 2021年9月25日
2022年読んだ本
誰か 正体 君が夏を走らせる きみはいい子 のぼうの城(上下) 下町ロケット
正体
正体 #読了 。読み応えありすぎた。読んでいる間、パズルが組み立てられていくような、でも曖昧模糊としている(ニュアンス)という作中の表現が正にの心情だった。最後の1ピースははまらないままなのかなとなんともいえない気持ちになりながら読んだエピローグに泣いてしまったしこの着地は
— ぽぽ (@popochan_11miyo) 2022年2月12日
君が夏を走らせる
節電てわけではないけど、本読もうかなと。「君が夏を走らせる」単行本が出た時に「あと少し、もう少し」の人物が出てくると知ってそちらを先に読んで幾年。こちらの文庫を手にしてからもだいぶ追熟させてしまってた。こんな夜にさらりと読めた。
— ぽぽ (@popochan_11miyo) 2022年3月22日
十六歳の頃こんなに感じ取って考えられていただろうかという大田くんもこのお話を読み終わるまでの間だけでもものすごい吸収力で成長してくのがわかるいとおしさのかたまりの鈴香。尊い… でいっぱいになった。瀬尾さん大好き、瀬尾さんの書くごはんの情景大好き、はやっぱり揺るぎない。#読了
— ぽぽ (@popochan_11miyo) 2022年3月22日
利用者さんが読まない?って貸してくれた下町ロケット、なかなか本読む力が湧かずに借りっぱなし、ドラマ観てたしお話知ってるしなーとも思ってたけど読んだらやっぱりとっても面白くてあっちゅーま、熱くてボロボロに泣いちゃったよ。#読了
— ぽぽ (@popochan_11miyo) 2022年9月25日
2023年読んだ本
夜明けのすべて 赤ずきん、旅の途中で死体と出会う 店長がバカすぎて 木漏れ日に泳ぐ魚 愛なき世界(上下) 掬えば手には 三千円の使い方 朽ちないサクラ ねじまき片想い キリエのうた 今日のハチミツ、明日のわたし オタク女子が、4人で暮らしてみたら。 残像に口紅を 52ヘルツのクジラたち 今宵も喫茶ドードーのキッチンで。
夜明けのすべて
1年後、北斗くんの山添くんと萌音ちゃんの藤沢さんに会えるのとても楽しみにしています。 pic.twitter.com/Q5oEcnrGYx
— ぽぽ (@popochan_11miyo) 2023年2月18日
共感して記憶を辿って許されたような気持ちにもなって優しさのベクトルが違ったのかなって省みたりして。
— ぽぽ (@popochan_11miyo) 2023年2月18日
図々しくておかしくて羨ましくてやさしかった。
映画化を知ったらもう頭の中は北斗くんと萌音ちゃんで描いてしまって、とてもとてもいいな、と思いました。#夜明けのすべて#読了
店長がバカすぎて
TLでお見かけして先日どっさりお迎えした本たちの中の一冊。店長がバカすぎて。ちょっと自分に刺さるところもありながら、店長のいわゆる愛すべきバカさに声を出して笑いながら、後半読むスピードが上がっていった。#読了
— ぽぽ (@popochan_11miyo) 2023年2月27日
愛なき世界(上下)
愛なき世界から教えてもらったこと。
— ぽぽ (@popochan_11miyo) 2023年4月30日
なにかを大切に思う気持ちが、行く先を照らすことがある。#読了
キリエのうた
キリエのうた #読了
— ぽぽ (@popochan_11miyo) 2023年9月23日
深くて深くてなんとも数奇な…縁ってあるよな…という。最後はなんというか打ち震えた、この感覚ははじめてかも。映画館でどっぷり浸かって観たいと思えたな。楽しみだ。
今日のハチミツ、明日のわたし
わたしもがんばって生きてこれたもんだなぁとみとめてあげられる気持ちになった。真百合ちゃんの言葉が刺さって力になった。好きです。
— ぽぽ (@popochan_11miyo) 2023年10月8日
「今日のハチミツ、あしたの私」#読了
ずっとどんなんやろーと思っていた「残像に口紅を」なかなか読み進めるの大変だったけど中盤こんなふうに書き表せるのすご…からどんどん様子がおかしくなっていってずるずる引き込まれてリズムと情景で頭いっぱいになるのが不思議で読みながら思わずおもろって口から出てきて笑ってしまった。#読了
— ぽぽ (@popochan_11miyo) 2023年11月10日
52ヘルツのクジラたち
52ヘルツのクジラたち
— ぽぽ (@popochan_11miyo) 2023年11月19日
食器棚から本棚になりつつある我が家の棚にひっそり並んでいたのをなんとなしに手にとった。苦しかった。とても。涙も出ないほど。どうか、どうかって救いをもとめるみたいにページを繰って #読了。強くて優しい結びつきと現実的な希望を感じられて熱くてじんわりした涙が出た。
最近はなんでだか自分で本を選べなくて、SNSのタイムラインにときどき流れてくる感想や本のお写真に触れてはそっとブックマークしてその本たちを本屋さんで見かけてはお迎えするというスタイルになっている。
自分で出会った本も読みたいな。
どうやって選んでいたんだろう。
どんな出会いでも、ここに書き足していきましょうね、これから読む本たちも。